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【迎春のキホン】「もちつき」編 ペッタン…人の心もくっつける(産経新聞)

 ほどよくおしょうゆが染みたのり、香ばしいきな粉、甘~いあんこ、トロリと舌触りのよいお雑煮…。正月におもちでおなかを満たすのは、日本人でよかったと思う至福のひとときだ。しかし、「もちつき」の経験がある人は少ないのでは。臼と杵(きね)でつく光景は頭に浮かぶものの、実際、どんな手順やコツがあるのだろう。(草下健夫)

 ◆「家を建てたら臼」

 もちの起源は必ずしも明確ではない。イベント会場などでもちつきパフォーマンスをするプロ集団「祝い組」(東京都杉並区)の大西登輝(とき)代表(50)は「日本で米作りが始まってほどなく、保存の必要からもちのようなものが考えられたのでは」と推測する。

 縁起物と位置付けられたのは江戸時代。「年の瀬に火消しがもちをついて近所に振る舞い、次第に家内安全や無病息災の思いが込められるようになったようだ」と大西代表。昔は家を新築するとまず臼を運び込むほど、もちつきは大切にされていたという。

 神奈川県藤沢市の臼製造販売「柴一臼屋」。ご主人の柴田芳一さん(45)は、お客さんから教わったノウハウを生かし、ホームページ「うすいちくんの『はじめてのもちつき講座』」を運営している。

 準備は前日から行う。もちつきの前夜には、もち米を水に漬けておく。そして臼に水を張り、杵を水に漬けておく。

 この日つくのは2キロ。米の水気を切って1時間後、セイロに入れ、蒸し器で強火で50分ほど蒸す(時間は火力などによって異なる)。ちょっと食べてみて、粒っぽさが取れた感じのところで、熱湯で温めておいた臼へ。杵に体重をかけてグイグイと米を押すようにこねる。

 米粒同士がつながれば、いよいよつく作業だ。「力任せが一番よくないんです」と柴田さん。杵の持ち方は人によって異なるが、利き手が右の記者の場合、左手で手前の端をしっかり握って重心とし、右手は先の方で軽く添える程度に握ると安定した。

 ゴツンと音がすると臼をたたいていることになる。まさに「ペッタン」という感触がベストだ。

 ◆衛生に注意して

 返し手との意志疎通も、もちの出来を左右する。返し手はぬるま湯で手をぬらし、「ハイ、ハイ」とリズムを合わせ、もちを真ん中へ折り畳む感じで行う。危ないので、もちを返し損ねてもやり直しは厳禁だ。

 つくこと10分ほどで完成。つき過ぎるとコシがなくなるので、注意が必要。柴田さんは「もちつきの全過程を通じて、衛生にくれぐれも注意してほしい」とアドバイスする。

 年末年始の最も身近な行事、もちつき。大西代表は「最近では日常から遠ざかり、残念。人々が協力して、粘りとコシのあるもちにしていく。この過程が人の心もくっつける。若い人もぜひチャレンジしてみて」と話している。

                   ◇

 ■地域によって風習さまざま

 もちつきに使う臼は、ケヤキなどの木臼のほか、関西など地域によっては石臼も多い。石臼は温まりにくいので、より念入りに温める必要がある。

 年末にもちをつく日もさまざまだ。「苦(九)をつく」「苦がつく」として29日を避け、28日や30日などにつく習慣の地域がある一方で、逆に「福(二九)」と読んで、29日につくケースもある。

 また、もちの形状もいろいろある。そのままちぎって丸める「丸もち」や、平たく伸(の)して切り分ける「角もち」にするかも、地域や家庭によって違いがある。

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